「ユダヤ人大富豪の教え」「20代にしておきたい17のこと」など著作シリーズ累計800万部間近、2019年6月には世界デビュー作「happy money」が20数ヶ国で出版される大ベストセラー作家の本田健さんに、西田普&田宮陽子が「これから幸せなお金持ちになる方法」を直撃インタビュー!

大好きなことがわからない時は、
「自然と意識が向くもの」、
「自然と時間を使ってしまうもの」は何かをみてみる

西田普 「大好きなことを見つけたいけど、わからない」という方も多いですよね。田宮さんと僕は「運気を上げるブログ塾」というイベントをやっていますが、「どんなことをブログに書いたらいいかわからない」という方がけっこういるんです。

本田健 大好きなことがわからない時は、「自然と意識が向くもの」、「自然と時間を使ってしまうもの」は何かをみてみると気づけることがあります。

自然と時間をかけているもの、自然とお金をかけているもの、自然とエネルギーが向くものですね。本が好きな人は本を読むだろうし、料理が好きな人は料理を作るだろうし、ファッションが好きな人は洋服やアクセサリーのウェブサイトを見ているかもしれません。

例えばYouTubeを見る人なら、見てしまう番組があると思います。部屋の片付けばかり見ている人もいれば、部屋の内装、インテリアコーディネートばかり見る人もいるでしょう。

僕は別にファッションやメイクのYouTubeは見ないですからね。(笑)

田宮陽子 YouTubeの面白いところは、おっしゃる通り、細かく分かれていて、深く見られるところですね。テレビではできないところだと思います。

本田健 そうなんですよ。本当にはまってついつい見ているもの、YouTubeのチャンネルで見るものが、皆さんのエネルギーが向いているものなんです。

田宮陽子 YouTubeでハマるものっていうのはすごくわかりやすいです。確かに私は、ファッションやメイクの動画をよく見ています。

本田健 何か気になるものが必ずあるはずなんです。それはその方が将来やっていく可能性が結構あるものだったりします。

気がついたら見ているってことは、好きなものだと言えます。興味があるんですね。ただ、いきなりそれが仕事になるかというと、そうではありません。

ある程度、時間がかかるわけです。プロになるには1000時間から2000時間という時間が必要なことが多いです。料理も、カウンセリングも、文章も、ある程度は時間がかかるんです。

ですから、「1年でプロになろう」といっても、それはなかなか難しいことの方が多いでしょう。

どこかのタイミングで
「プロになるかどうか」を
決める必要があります

西田普 自分の好きなことを見つけて、情熱的に取り組んでいくとき、プロになる早道として、やはり、そのジャンルで成功しているメンター(お師匠さん)を見つけて学ぶことが大事なんでしょうか。

本田健 そうです。あとは、僕がよく言っているのが、「趣味の域からいつ出るか」ということです。

というのは、趣味のままで置いておいたほうが楽しいこともあるからです。

どこかのタイミングで「プロになるかどうか」を決める必要があります。

どれを趣味としてやって、どれをプロとしてやっていくのかを決めるわけです。

そういう覚悟はどこかのタイミングで必要で、例えば、歌はカラオケで歌うのが大好き、文章についてはプロになりたい、といったことを、決める必要があるんです。

両方ともできる人もいますが、プロとして文章も書いて、歌も歌えるという人はなかなかいないわけです。

気をつけなければいけないのは、「毎日やっているから才能が磨かれているわけではない」ということです。

例えば、カラオケで毎日、午前中に2時間、歌の練習をしている人が、3年継続したからといって、プロになれるかというと、そういうわけではありません。

ただ単に歌が好きなだけで、うまくなってはいない可能性があります。

継続は力なりって言うけれど、「どうでもいい継続」はしたって意味がない。

プロになりたいのだったら、プロになるための継続の仕方があるはずなんです。

それを学ばないと、プロになるのはなかなか難しいと思います。

田宮陽子 私も本を何冊か出させていただいたんですが、中でも特に売れ行きや評判がいい本があったりします。

ブログを書いていても、「いいね!」やシェアがすごく多い記事があったりするんです。

そういう本や記事は、読みたい人が多い、ということですよね。

そこにヒントがあったりしますでしょうか?

「人が望むことをやっていくことのか」
それとも
「自分がやりたいことで突き進んでいくのか」

本田健 そこで悩ましいのは「人が望むもの」と「自分がやりたいこと」が違う可能性もあるんです。

その時に、ここで人生がまた分かれ道になるわけですが、「人が望むことをやっていくことを選択するのか」、「自分がやりたいことで突き進んでいくのか」。

これはどちらを選ぶかで、運命が違って来ます。

「人が望むものをやっていく」というのは、「展開型」という生き方なんですね。

例えば、作家の小林正観さんはこのタイプで、「頼まれごとは断らない」という生き方で生活が成り立っています。これはオーソドックスなやり方の一つです。

もう一つが、アーティスト的な生き方として、とことん自分のやりたいことをやっていくうちに、その尖ったエッジに惹かれて、ファンとか、応援してくれる人がやってくるという場合もあります。

どちらがいいとか悪いとかではないわけです。

田宮陽子 例えば本田健さんは、どういうふうにやっていらっしゃるんですか。

本田健 僕はすごくしたたかで、両方ともやっているんですよ。

田宮陽子 やっぱり!! さすがだわ。

本田健 僕は、ハイブリッド型なんです。

人からの頼まれごとばっかりやっていると、つまらなくなってしまうので、自分がやりたいことと、人が望んでいることの掛け算をやっています。

その二つの集合している、間のところをやるわけです。それで、そこを広げていくというやり方を採用しています。

ただ、物事には器用なやり方と、不器用なやり方があって、必ずしも器用なやり方が幸せとは限りません。

不器用を貫く美しさもありますからね。

不器用な生き方に憧れるし応援したいという人もいます。

だから必ずしも、器用なやり方をやるから成功するかというと、そうでもないんですよ。

「あの人は不器用だから応援してあげよう」というファンがついたりするものなんです。

(第6回へ続く)

本田健(ほんだ・けん)神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする。
「お金と幸せ」「ライフワーク」「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。そのユーモアあふれるセミナーには、世界中から受講生が駆けつけている。大人気のインターネットラジオ「本田健の人生相談~Dear Ken~」は3800万ダウンロードを記録。世界的なベストセラー作家とジョイントセミナーを企画、八ヶ岳で研修センターを運営するなど、自分がワクワクすることを常に追いかけている。
2014年からは、世界を舞台に講演、英語での本の執筆をスタートさせている。
著書は、『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)など130冊以上、累計発行部数は700万部を突破している。2017年にはアメリカの出版社Simon & Schuster社と契約。初の英語での書き下ろしになる著作は、2019年よりヨーロッパ、アジア、中南米など、世界25ヶ国以上の国で発売されることが決まっている。
本田健公式HP
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田宮陽子(田宮陽子)
エッセイスト、㈱光出版 代表取締役。雑誌・書籍の編集者時代、1000人を超える「成功者」を取材。その後、斎藤一人氏の本の編集協力を経て、エッセイストとして独立。毎日更新しているブログが1日平均30万アクセスを集め、アメーバ人気ブログランキング「占い・スピリチュアル部門」で1位を獲得。著書に『見た目を磨くとすべてがうまくいく!』(永岡書店)、『なぜか神様が味方する すごい!金運の引き寄せ方』PHP研究所)などがある。
パートナーの西田普氏と共に㈱光出版を立ち上げ、インターネットマガジンを創刊。https://ameblo.jp/tsumakiyoko/

西田普(にしだあまね)
1972年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。作家、(株)光出版 代表取締役。月刊『ゆほびか』編集長を務めるとともに、 季刊誌『ゆほびかGOLD幸せなお金持ちになる本』を創刊し、編集長を兼務(〜2019年9月、ともにマキノ出版)。書籍ムックの企画編集も手がけ、累計部数は300万部を突破。健康・開運をテーマしたブログがアメーバ人気ブログランキング「自己啓発ジャンル」で1位を獲得。現在、アメーバオフィシャルブログ・プロフェッショナル部門、月間のアクセス数はおよそ290万。物語創作がライフワークで、第1作の「あなたがお空の上で決めてきたこと」(永岡書店)が好評を博している。ブログ「自然に還れば、健康になるでしょう」https://ameblo.jp/toru-nishida/

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