人類に古くから伝わる「ビブリオマンシー」(書物占い)の成果を、ほぼ毎日あなたにお届けします。
ビブリオマンシーとは、パッとめくった本の1行に、必要なメッセージが現れるという占術で、タロットカードの源流ともされています。
「今、私と皆様に必要なメッセージをください」とお祈りしてから、大好きな本を開いています。
2月25日の開運言葉
一回の呼吸法の間に、心の中でくりかえし聖音、
つまり「オーム」という言葉をゆっくりと唱える。
はい、今日の言葉はこんなん出ましたよ!
「オーム」というのは、古代言語のサンスクリット語で「OM」。
ヨガでは、宇宙の誕生時にこの音「オーム」がまず鳴り響いたとされていて、
「聖音」なんですね。
宇宙を生み出した純粋意識、普遍的な意識を
「オーム」の音は表しているとされています。
唱えると宇宙、森羅万象の根源とつながり、深い癒しが得られるとされています。
ヨガ人口って日本では2020年には1000万人を突破するんじゃないか、なんて言われてて
そうなるとだいたい、五人に一人がヨガをやってるってことになりますね。
世界ではすでに3億人がヨガを楽しんでいるそうなんです。
僕もヨガが好きで、というより命拾いした、と言ってもいいかも知れません。
今、伊豆・河津の「いりあい村」にある、
沖ヨガの道場に向かっているところなんですが、今日の本はこちら。
沖正弘先生の「ヨガの喜び」(光文社知恵の森文庫)
沖正弘先生は、インド独立の父・マハトマ・ガンジーからヨガを教わり、
日本で独自の総合ヨガである沖ヨガを創立。
食事、運動、考え方、働き方、人間関係、瞑想などなど、
生活全般に及ぶヨガの叡智を指導して、
病気に悩む人を救ったり、
能力を開発したいスポーツ選手や、政財界の重鎮などにもヨガを伝授され、
今では世界に沖ヨガは広がっています。
「ヨガの喜び」は比較的、入手しやすい入門書です。
沖先生が「スカア・プルバク」という「体を引き締め美しくなる呼吸法」を紹介しているページに、この言葉が書いてありました。
一回の呼吸法の間に、心の中でくりかえし聖音、
つまり「オーム」という言葉をゆっくりと唱える。
参考までに記すと
「スカア・プルバク」というのは片鼻ずつ呼吸していく方法なんです。
指を使って、左の鼻を押さえ、右の鼻で息を吸い、
ちょっと息を止めて、
今度は右の鼻を押さえて、左の息で息を吐き、
全部吐いたら、今度はその左の鼻で息を吸い、
ちょっと息を止めて、
今度は左の鼻を押さえて、右の鼻で息を吐き・・・
というように、吸って、吐いて、吸って、吐いてを交互にやっていくんです。
*詳しくは改めてまた紹介します
沖先生は、「肥満した体が引き締まり、顔の血色が良くなり、声は大きくなる」って書いています。笑
実際やってみると、この呼吸法ってものすごい効果があります。
全身がシャッキリ、頭や目もすっきりしてくるんです。
特にこの呼吸法は、体の左右のアンバランスを是正したり、
心のポジティブとネガティブのバランスをとったり、
自律神経バランスも整えるって教わっていますよ。
話を戻すと、この呼吸法の間に、聖音「オーム」を唱えるといい、
そして「息を吸う時には、神様の心を吸い込んでいると思いなさい」と沖先生はおっしゃっています。
一回の呼吸法の間に、心の中でくりかえし聖音、
つまり「オーム」という言葉をゆっくりと唱える。
呼吸法をやる時に限らず、
朝起きた時、夜寝る前、気がついた時に、心の中でこの「始原の音」を響かせたり、
ゆっくりした呼吸を繰り返しながら唱えると、安らぎが広がったり、
活力が湧いたり、インスピレーションが来たりします。
ピンと来たら試してみてくださいね。
あなたのかけがえない2月25日が、ますます輝きますように。
あなたが「魂の望み」を叶えていくことを、いつも応援しています。
(西田普)
西田普(にしだあまね)
1972年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。作家、(株)光出版 代表取締役。月刊『ゆほびか』編集長を務めるとともに、 季刊誌『ゆほびかGOLD幸せなお金持ちになる本』を創刊し、編集長を兼務(〜2019年9月、ともにマキノ出版)。書籍ムックの企画編集も手がけ、累計部数は300万部を突破。健康・開運をテーマしたブログがアメーバ人気ブログランキング「自己啓発ジャンル」で1位を獲得。現在、アメーバオフィシャルブログ・プロフェッショナル部門、月間のアクセス数はおよそ300万。物語創作がライフワークで、第1作の「あなたがお空の上で決めてきたこと」(永岡書店)が好評を博している。ブログ「自然に還れば、健康になるでしょう」https://ameblo.jp/toru-nishida/