人類に古くから伝わる「ビブリオマンシー」(書物占い)の成果を、ほぼ毎日あなたにお届けします。
ビブリオマンシーとは、パッとめくった本の1行に、必要なメッセージが現れるという占術で、タロットカードの源流ともされています。
「今、私と皆様に必要なメッセージをください」とお祈りしてから、大好きな本を開いています。
2月23日の開運言葉
「電池が語りかけてくる」
「自分とみんなに今必要な言葉をください」とお祈りしてから本をパッと開きます。
そうするとその時に最適な言葉が本から飛び出してくる・・・それがビブリオマンシー(書物占い)です。
古代ローマの時代から行われてきた占いで、以下の条件を満たしている必要があります。
1)真実を記していると感じられる書物を選ぶ
2)本をパッと開く
3)目を閉じて語句を選ぶ
今日の本はこちらです。
「電池が語りかけてくる」
電池が語りかけてくるってどういう意味でしょうか。
松下電器産業、後のパナソニックを作った、偉大な経営者として名高い、松下幸之助さん。
松下さんは改良、また改良を重ねて、日本人の生活が向上する電化製品を次々と届けることで、大企業を育てあげました。
第二次世界大戦後の混乱期には、原材料が乏しくて、乾電池に不良品が出ることがよくあったそうなんです。
乾電池工場で担当者から説明を聞いた松下さんは、自宅に乾電池を持ち帰ったそうです。
で、次の日の早朝、松下さんは工場の責任者を電話で自宅に呼んだそうなんですね。
その責任者が訪れると、松下さんは布団の中にいて、その枕元には、なんと豆電球がピッカリ光っていたそうです。
つまり不良品だった乾電池が、再生して、豆電球を光らせている。
驚いている乾電池の責任者に、松下さんはこういったそうです。
「君な、物は、前に置いて1時間ほどにらめっこしておったら、
どんなにしてくれ、こんなにしてくれと言いよるものや。
昨日、飯を食べて風呂に入ってから、
電池を並べてじっとにらめっこしてたら、
炊いてくれ、炊いてくれ、温めてくれ、温めてくれと言うのや。
それでコンロで湯を湧かしてな、温めたんや」(本書より)
電池と会話する。
はたから見てたら、何してるんだろーって感じるかもしれません。笑
でも、、、
これだけの情熱を込めて、仕事をしたら、どんな仕事でも成功するでしょうね。
自分が仕事をして、生み出した製品やサービスが、どんな言葉を発しているか?
耳を傾けると、本当はいつも、その声が聞こえてくるのかもしれません。
「アマテラス!」はなんて言ってるかな? って。笑笑
人間、すごい力があって、相手が人間でも、動物でも、植物でも、ものであっても、会話することができるんですよね。
そして、この世界のものは全て愛でできているので、協力してほしいと、心からお願いしたら、どんなものでも協力してくれるようなんです。
ということで、今、いつも一緒にいて、ブログや物語を書いてくれてる、パソコンと携帯電話にお礼を言いました。
あなたのかけがえない2月23日が、ますます輝きますように。
あなたが「魂の望み」を叶えていくことを、いつも応援しています。
(西田普)
西田普(にしだあまね)
1972年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。作家、(株)光出版 代表取締役。月刊『ゆほびか』編集長を務めるとともに、 季刊誌『ゆほびかGOLD幸せなお金持ちになる本』を創刊し、編集長を兼務(〜2019年9月、ともにマキノ出版)。書籍ムックの企画編集も手がけ、累計部数は300万部を突破。健康・開運をテーマしたブログがアメーバ人気ブログランキング「自己啓発ジャンル」で1位を獲得。現在、アメーバオフィシャルブログ・プロフェッショナル部門、月間のアクセス数はおよそ300万。物語創作がライフワークで、第1作の「あなたがお空の上で決めてきたこと」(永岡書店)が好評を博している。ブログ「自然に還れば、健康になるでしょう」https://ameblo.jp/toru-nishida/