アメーバオフィシャルブログでトップクラスの人気を集める、みきママさんと、田宮陽子のスペシャル対談! テーマはずばり「料理で愛する人の運気を高める方法」です。

第4回
行事を大事にして
そのときの「旬のもの」を家族全員で食べる

食卓のルールの二つ目は「イベントを大切にすること」

田宮 前回「なます」をスパゲティナポリタンの具にする、というアイデアをご紹介いただいたんですが、みきママさんのアイデアって斬新ですよね。漬物をきざんで、ベーコンと一緒に炒めて、パスタの具にしていらっしゃるのをブログで見て、やってみたことがあります。すごく美味しかったんです。発酵した漬物のうまみと、ほどよい塩味がパスタとよくあって。他に誰も思いつかないようなアイデアだなって、驚いたんですよね。

みきママ あ、それはだいぶ前のブログですよね。本当に私のブログをよく読んでくださって、ありがとうございます。例えば昆布が入っている漬物を、ペペロンチーノに入れると、意外と合うんですよ。

漬物って、一回調理してありますから、味が調っているんです。それを具にしてパスタにすると、二回調理することになります。そうすると、味にコクと深みがでるんです。お店の「まかない料理」が美味しいみたいに、家でも手軽に美味しい料理が作れるんですよ。

田宮 なるほど、素晴らしいアイデアですね。毎日の料理に取り入れます!

ちなみに、お子さんの好物を聞いてもいいですか? 次男のれん君は何が好きなんですか?

みきママ れんはチョコですね(笑)。チョコとかパンが好きです。なので、チョコ系のスイーツを作ってあげると、喜びますね。

田宮 いま、れんくんは、小学校の五年生ですよね。小学校も高学年になると、かなり食べるようになりませんか?

画像: 食卓のルールの二つ目は「イベントを大切にすること」

みきママ それが、れんはあんまり食べなくて小食なんです。それでも「今日はよく食べたな~」っていうときもあるんです。例えば丼物にして出すと、よく食べるんです(笑)。

ブリの照り焼きをあたたかいごはんにのせた、「ブリの照り焼き丼」とかを出すとペロッと食べちゃいますね。やっぱり味が濃くて男子が好むようなものが好きですね。

田宮 男子は「丼もの」が好きですよね~。そういえば、れん君は、サッカーをやっていていますね。

みきママ そうです、そうです。試合で点を入れたら、れんの好きなものを作ってお祝いするようにしています。れんはおさしみのマグロとウインナーが好物なので、点をとった日はマグロやウインナーを食卓にのせて、お祝いしているんです。

田宮 試合でがんばってヘトヘトになったとき、「ああ、家に帰ったら、お母さんが大好物を作って待っていてくれるんだな」って思うと、元気が出てきますよね。

みきママ そうですね。なので、藤原家の食卓のルールの二つ目は「イベントを大切にすること」かもしれません。

 ただ、日本ってイベントがめちゃくちゃ多いんです(笑)。それから子どもがいると、誰かのスポーツの試合があったり、習い事の発表会だったり、月にだいたい二回くらいイベントあるんです。

 誰かの試合や習い事の発表会のときは、本人の「好きなもの」を出すようにしています。

 日本の伝統行事、例えば冬至ならカボチャとか、季節の食材を出すようにして、そのときの「旬のもの」を家族全員で食べるようにしています。

田宮 素晴らしいです! 旬の食材には「栄養」と体を元気にしてくれる「生命エネルギー」が凝縮していますからね。ご家族の元気と運気アップの源になると思います。

「家族みんなで食べるようにしている」

みきママ ありがとうございます。そうそう、食事をするうえで大事なルールがありました。それは「家族みんなで食べるようにしている」ということです。

まぁ、旦那は、遅くなることが多いんですけど(笑)。

私は子どもたちと一緒に食べられるように、食事を全部、食卓に並べてからテーブルにつくようにしています。

周囲のお母さんたちに聞くと、大体のお母さんが、一品作って子どもに食べさせて、二品作って食べさせて、っていう感じで、子どもが全部食べ終わる頃に自分が座って残りを食べる。それで、お母さんが食べているときは、すでに子どもは席を立っちゃう、ということも多いみたいです。

それだと、食事をしながらみんなで話せないので、全部作り終わってから食卓に並べて、家族みんなで一緒に食べるようにしてます。

だから、料理を作り始めるときは逆算するといいんですね。先にサラダやスープ作っておけば、スープは温めなおせばいいですし、炒めものは最後にして、出来上がりのアツアツをさっと出そう…とか。

田宮 毎回、アツアツのものが食卓に揃うようにして、それを家族みんなで食べるんですね。楽しい食事ですね!すばらしいなあ!

みきママ 自分も一緒に座って食べると、食事が楽しみだし、心がおだやかになるんですよね。ずっと家族のためにキッチンに立って、作りっぱなしだと自分が家政婦さんみたいで…(笑)、きっとイライラすると思うんですよ。

田宮 「私もおなかが空いてるのに、私ばっかり働いてる!」みたいになりますよね。

みきママ そうそう!

田宮 自分も家族と一緒に食事を楽しむって、大事なことですよね。末っ子の杏ちゃんは今、何が好きなんですか?

みきママ 杏ちゃんが好きなのは最近は、お魚ですね。「ぶりの照り焼き」とか「煮魚」とか、すき焼きみたいな甘からい味にしてあげると、よくご飯が進むみたいです。

 焼き魚も食べますけど、甘辛く煮ると、煮汁ごとご飯にかけたりして、小さい子どもでも、お魚をよく食べてくれますね。

田宮 煮魚を汁ごとごはんにかけて食べるの、おいしいですよね~! ちなみに女の子は、やっぱり、お皿がかわいかったり、盛り付けがきれいなほうが食が進みますか?

みきママ そうです、女の子はやっぱりそういうことにこだわりますね。もう面倒くさいんです。

田宮&みきママ あははは!(笑)

画像1: 「家族みんなで食べるようにしている」

みきママ ちょっとかわいく盛り付けたり、かわいい串をさしたりして、お弁当箱に入れてあげると、すごく嬉しいみたいで。「自分だけやってもらった」みたいな感じなんでしょうね。

かわいく盛り付けしてあると、よく食べるけど、大皿料理だと一口食べて「もういらない」とかいうときもあります…(笑)

田宮 それは女の子だけですか?

みきママ 女の子だけですね。男子は盛り付けより、自分の「好きなもの」があればよく食べますよ。

 食卓の料理を子どもが全然食べてくれない場合は、なにかひとつだけでも、子どもの好きなものを出してあげるといいと思います。

例えば、ハンバーグとか唐揚げとか、メインだけでもその子の好きなものを作ってあげれば、他の副菜もなんとなく食べてくれます。昨日のおかずが残っていてそれを食べさせたいときも、メインに好きなおかずを出しておくと、意外と進んで食べてくれるんですよ(笑)。

田宮 なるほど! 「好きなもの」が食卓にあると食欲に火がつくのかしれませんね。ちなみに旦那様には、特別に何かを作ってらっしゃるんでしょうか? いまダンナさまは、ゆるやかにダイエット中ですか? お弁当の炭水化物をちょっと減らすとかしていますよね?

みきママ あっそうなんです。ダイエット対策のお弁当作ってあげてます! ごはんの部分を「きざみキャベツ」に変えたりして、ゆるやかに糖質制限しているんですよね。

田宮 それ、ダイエット中の人にはうれしいお弁当ですよね。私もゆるやかに糖質制限をしているんですが、特にランチは糖質制限のメニューがなかなかないんです。外でランチを食べると、「丼もの」とかカレーとか、麺類とかが多いので。糖質制限中の人には、手作りのお弁当があると、すっごく嬉しいと思います。

(続く)

画像2: 「家族みんなで食べるようにしている」

みきママ(藤原美樹)
主婦歴14年のおうち料理研究家。夫と長男(はる兄)、次男(れんちび)、長女(あんちゃん)の5人家族。自身のブログ「藤原家の毎日家ごはん。」が、1日平均150万アクセスを誇る。「藤原さんちの毎日ごはん」(主婦と生活社刊)、「みきままのフライパンでできるめちゃうま!レシピ」(扶桑社刊)などのレシピ本は累計200万部を突破。2015年に開始したYouTubeはチャンネル登録数が31万人を超え、2016年に開始したインスタグラムはフォロワー数が16万人を超えるなど、ファンはますます増えている。
ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」https://ameblo.jp/mamagohann
YouTube「みきママChannel」https://www.youtube.com/c/mikimama
インスタグラム「mikimama_official」https://www.instagram.com/mikimama_official

画像3: 「家族みんなで食べるようにしている」

田宮陽子(たみやようこ)
エッセイスト、(株)光出版 代表取締役。雑誌・書籍の編集者時代、1000人を超える「成功者」を取材。その後、斎藤一人氏の本の編集協力を経て、エッセイストとして独立。毎日更新しているブログが1日平均30万アクセスを集め、アメーバ人気ブログランキング「占い・スピリチュアル部門」で1位を獲得。著書に『見た目を磨くとすべてがうまくいく!』(永岡書店)、『なぜか神様が味方する すごい!金運の引き寄せ方』(PHP研究所)などがある。
ブログ「晴れになっても雨になっても光あふれる女性でいよう!」https://ameblo.jp/tsumakiyoko/

ライティング・構成 西田普(光出版)
撮影 加藤しのぶ
取材協力 平原あさみ
テープ起こし 西尾宏美(光出版サポーター)

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